九転十起女和花の気まぐれお仕事日記

前ブログ「九転び十起き」から引き続き、独身アラフィフ非正規社員の仕事にまつわるお話を中心に綴っていきます

何歳まで働くか?

70歳まで年金受給を伸ばせるようになった、と言うニュースを耳にするようになり、今のシニア世代は、「何歳から年金を支給すれば良いのか」と考えることが増えたと思います。
私もそのひとりです。

…でもね、はっきり言って70まで働きたくない、です。
50代の今でもかなりしんどいのに、70までって有り得ない。
余程仕事や会社に満足しているとかではない限り、100%ないでしょう。

人生100年、なんて言ってるけど、今の50~60代前半の世代あたりから、多分そこまで長生きしない気がします。
多分今の高齢者たち(団塊世代以上)が、1番体が丈夫で長生き世代になると思われます。
この時代の人たちは、質素で健全的な生活を若いときに経験していて、しかも今のようにストレスまみれの生活を送っていませんからね。

それに引き換え、今の中高年は子供の頃から添加物まみれの食べ物を食べて、家電も当たり前にあって体を動かす事も減り、更に多くのストレスを抱えながら過ごしています。
とても長生き出来ないですよ。
医療の発達も、今がピークのような気がします。
医者の質が落ちて、高齢者を救う医療が蔑ろになる可能性もなきにしろありません。

多分80代前後まで平均寿命が落ちるのでは…と考えています。
だから、大体85~90歳位までで長生きすればいい方なのでは。

そうなると、70歳から年金受給では遅いくらいです。
自分で払った年金受給額の元をとるには、最低20年は受給したいじゃないですか。

そうなると、65歳から70歳の間から開始したいですね。
貰える金額は確かに減りますが、それでも貰えるものは少しでも早く貰いたい。
ぶっちゃけ楽したいですもの(人間ですから)。

私は、目標としている貯蓄額があって、それを達成するまでは働くつもりです。
早くて10年後、多分15年前後なのでは、と思われます。
出来れば65歳までには、と思っているのですが、そればかりはどうなるかは分かりませんからね。
それプラス親が自分名義で貯めている貯金で、多分約20年間の老後の生活を賄えそうかな、と。但し、年金受給生活からはかなり質素な生活にしなくてはなりませんが。

親の介護費用は、親のそれぞれの貯蓄+年金で今の所は何とか補填出来そうな感じですし、同じく独身の姉がいるので、生活費をそれぞれ折半すれば、多分大丈夫でしょう。
しかも、私たちには資産を遺す人もいませんし、業者に死後処理をしてもらったり、火葬して貰う費用さえ遺せば、あとは全て生活費として賄えます。

今住んでいる家の問題はありますが、それと健康問題がクリアできれば、多分生活保護を受けるほどのレベルにはならないと思っていますが、甘いかな。

となると、働くのはあと10数年と言うことになります。
たかが10年、されど10年。
この先どのように働くか、ですが、60歳まではフルタイムで働くつもりです。
今、転職を考えていますが、なるべく派遣等で繋いでいくつもりです。幸い、今の職種は比較的求人があるようですし、体力が続く限りは、その仕事で働いていきたいです。

そしてその後は、時短若しくは週の半分位で時間をセーブして働いていきたい。
60過ぎて今の仕事をフルタイムでしていくのはとても大変だと思うからです。
それよりも、ゆるゆると働いて、余暇で旅行したりとかしたいかな、と。
旅行も恐らく、体が元気に動くうちでないと楽しめないと思うので、あと10年位かなと思っています。
なのでそれまでに、目標の全国制覇を成し遂げたいです。

65歳過ぎたら、近場の旅のみにして、家でのんびりと過ごしたいです。
髪を染めるのも止めて、最低限のもので慎ましやかに生活していきたい。
欲とか人の目を一切気にせず、仙人のような生活をしたいですね。
家で花や野菜を育てたり、本を読んだり手紙を書いたり、時々散歩したりして。

そうしてゆるゆると過ごして、ある日突然コロリと逝くのが理想なのですが、そればかりは何とも…。
最期まで自分の足で動けるように、人の迷惑にならないようにしたいな、と思っています。だから極力長生きしたくない。

人生が仕事ばかりなんて淋しいではないですか。仕事よりも大切なものはたくさんあります。
仕事が生き甲斐だったり楽しかったらいいですが、決してそうではないですから。

貰える年金はかなり少ないです。
それでも、貰えないよりは貰える方が有難いですし。
年金+貯金で、慎ましい老後を過ごす。
なるべく医療に頼らず、もし病気になったとしたら、下手な延命治療などせず、静かに受け入れて、とっととこの世とおさらばする。
それで充分です。

安楽死制度を受け入れるか否か、と言う話題が出て来ることもありますが、手段としてはそれもアリだと思います。
ただ、私が生きているうちに実現可能かどうか…。

自殺はこの先、もっと増えると思います。
生活苦はもちろん、介護疲れによるものだったり、人生そのものに嫌気が差したり。
悲しいけど、そうして亡くなる人の気持ちは分かります。
私も過去、何度かそのような気持ちに陥った事があるので。
本当に絶望でしかないのです。
でも、実際はそこまでの勇気を持てないんですけどね。死ぬのは相当なエネルギーが要りますから。

今の日本には、生きていくための希望が少なすぎます。
更に天災が多くなってきて、生きていたくても生きられない多くの方が亡くなっている。
コロナでも、多くの命が奪われてしまった。
そんな中で、希望を持って生きろと言われても、なかなかそう思えないですよね。

更にもし、戦争になったりしたら。
軟弱な日本人では、とても太刀打ち出来ないと思います。
多分今のウクライナのように、いやそれ以上に悲惨になるのでは。
ミサイルもあちこちから飛んでくるし、本当に油断出来ません。

何か年金の話から、ネガティブ満載な話になってしまった。
とにかく、生きていくためには健康な体と最低限のお金、そして何よりもどんな事態にも動じない最強のメンタルが必要なんだな、と。
私が年金を貰える頃には、果たしてどんな世の中になっているのでしょうか?まさか、日本が滅んでいる、って事はないでしょうね??