九転十起女和花の気まぐれお仕事日記

前ブログ「九転び十起き」から引き続き、独身アラフィフ非正規社員の仕事にまつわるお話を中心に綴っていきます

社会人として駄目なことと、出来ないと言えない自分

ガールズちゃんねるで、

「職場でこれは駄目だろ、と思うこと」というテーマで、

やりたくないからと言う理由でその業務をやらない。それが曲がり通る人がいる。

と言うレスがありました。

そうそう、その通り。います。って言うか、仕事なんて本来、やりたくない事だったり、苦手な事でもしなくてはならないのですよ。ほとんどの人は、そう割り切って嫌なことでもやっているのに、何故かそれが許されている人がいるんですよね。

こういう人って、どこにでもいるのです。何故か、どんな事をしても許されるんですよね。同じ事を、仮に私がやったとしたら、間違いなく非難されたりするのに…。

まず、気の強い人。強く言えば周りが従う、と思っている。

そして、人当たりが良く、愛嬌のある人。明るく「出来な〜い」と言えば、何でも許されると思っている。

彼らの理不尽な主張のせいで、気が弱かったり、善良な人々が尻拭いをさせられる、こっちの身にもなれよ💢と怒りを感じたこと、数知れず。

そして、そのような状況にも関わらず、我関せず、臭いものには蓋をするポンコツ上司。大概、気が弱かったり、面倒事を嫌うタイプですね。今の上司って、悪い意味で人の顔色を伺う人多くないですか?つまり、自分の損になる事だったり、利益にならない事に対しては、本当に動かない。そして、強く物を言えない。

そうなると、部下に負担が掛かり、その部下の中に業務を放棄する人がいると、注意せずに放置し、善良な(?)一部の人に負担が掛かる。

こう言うのを始め、社会人として終わっているわ、と言う事、本当に多い。だからこのトピには1000件超えるレスがついています。それだけ理不尽な目に遭ってる人が多いって事ですよね💨本当に勉強になります。

そんな私も、嫌な事に電話応対とか、先日初めてやったWEBミーティングがあります。出来ることならやりたくないけど、やれません、とは言えない。なぜなら、それも仕事だから。得意なことや好きなことばかりやることができるのなら、それはそれでいいのかもしれない。でも、苦手なことや嫌いなことが付き物なのも、仕事のうち、なのです。

今の子どもたちは、学校に行きたくなかったら、休んでもいいよと言われますよね。私が子供の頃は、それは決して許されませんでした。そうして我慢して我慢して、生きてきた。なので、今の子どもたちが羨ましいと思ったりします。

でも…そんな今の子たちが、社会人になったら。果たして会社や職場でうまくやっていけるのでしょうか。私自身、いわゆるそう言う子だったので、心配になります(大きなお世話かもしれませんが)。

我慢を覚えずに社会に出ると、理不尽な世界だらけで、たちまち萎縮してしまうかもしれません。いくらテレワークや在宅勤務が増えているからと言っても、人と関わらない仕事はほぼないに等しいです。それこそ独立してひとりで何もかもを築き上げなくては無理ですが、そうなるためにも、人の助けがないと不可能です。

出来ないから、怖いからと言って「やりたくない」と避けてばかりいると、何も出来なくなってしまいます。経験談から、得意なことや好きなことまでできなくなってしまう。やりたくないことばかりに囚われてしまうばかりに、やることなすことがことごとく裏目に出てしまうんですよね。

私の場合は、仕事そのものは好きなのですが、人間関係だったり、人と関わる事で躓くことか多いですね。ほぼ現場作業で、慣れるとひとりで出来るし、手先の作業は無になれるから、多少体力がキツくてもやっていけます(年々体力がキツくなってますけど💦)

ただ、それに関わる人間関係は一筋縄ではいかない。本当に色んな人がいますし、相性もある。これまで人に助けられた事ももちろんありますが、記憶に残るのは、人に邪魔されたり、傷つけられた出来事ばかりです。

最初に書いた、

やりたくないからと言う理由でその業務をやらない。それが曲がり通る人がいる。

と言うレスですが、この手の人たちに、いつも尻拭いをさせられてきました。私だってやりたくないのに。そして私がそう言うと否定されるのに。

1番身近な例として、前の会社での事。何度も書いていますが、この会社を辞めたきっかけは、ひとりの社員です。彼女は、「やりたくない」か曲がり通るタイプの人でした。と言うより、上司と非常に仲良く、やりたくない事は、何でも上司や他の人にお願いしてやってもらってました。

まだそんなに険悪ではなかった始めの頃は、私も彼女に色々頼まれてやったりしていました。大体が、人と関わる事です。内線電話で、色々やり取りする事もあったのですが、その作業を良く代わりにやっていました。私も慣れるまでは、先輩社員にやってもらってましたし、ゆくゆくは本人もやってくれると思っていたからからです。

ところが、いつまでたってもする気配がありません。それどころかずっと避けています。それとなく伝えた事もありますが、「出来ません」の一点張り。私からではラチが明かないので、他の人からそれとなく伝えてもらいましたが、やはり無理でした。仲良しの上司には言えないし、どうしよう、と悩んでいた所、向こうがこっちを避けるようになり、結局上司が代わりに伝える羽目に。

言っておきますが、私はこの事に関して、しつこく彼女を問い詰めたりはしていません。逆に結構気を遣ったつもりです。でも、結局それが裏目に出たのかな。

彼女が入社する前は、仕事は個々でやれることを行い、忙しい時はお互い助け合ったりするスタイルだったのですが、それが、始めから助け合いありきの、「皆で協力してやりましょう」スタイルに変化し、個々で作業をするのは駄目、みたいな雰囲気になり、一気にやりづらくなってしまいました。そうなると本当に針のむしろなんですよね。周りもどことなく私に対して、よそよそしくなったり。

これまで5年間培って来たものが、こんな些細な事で大きく崩れてしまうのか、と。嫌な事や苦手な事も、文句も言わず黙々とやってきたのに。そう言うものだと思っていたのに。

それでも、やはり「やりたくない」とは言えません。心の底で思っていても、それを言ったら終わるような気がして。勿論、人の反応が気にならないかと言ったら、それは否定しません。でも、それ以上に自分自身のプライドが許さない、と言うか。

だからか、今の職場で、社員さんに親切にされると、「申し訳ないな」という気持ちが勝ってしまうのです。会社や職場で、あまり人に対して親切にされる事がない、どちらかと言うとどこでも尊大な扱いを受ける事が多かったから、戸惑うのです。そして、それに甘えたらいけない、と自分にブレーキをかけてしまう。

こう書いていて自分でも「面倒臭いなぁ💨」と思うのですが、つまり、「やりたくない」=「自分の中の弱さを認めたくない」のかな。多分「やりたくない」と言える人は、弱さを人に委ねることが出来るのでしょう。それか、そう言うのに鈍感てと言うか、そう言う思考そのものに辿り着かないのか。

ブログを見ていると、「そこまでして、ここで働かなくては駄目か?」と言うのをよく見ます。中には吐血してまで、無理して働いている人も。だから、私なんてまだまだ甘ちゃんです。皆、自分の中の弱さと闘っているのだと思います。今、ここで逃げたら負けだと。

「逃げるが勝ち」と言いますが、本当に限界だったら、逃げてもいいと思います。件の吐血してまで働いている人は、掛かりつけの医師や周りの人たちが退職を促しているにも関わらず、働き続けています。その人も、かつての私と同じく、ひとりの女性社員から嫌がらせを受けている模様。毎日、「そんな所、とっとと辞めればいいのに」と思いながらブログを読んでいます。大きなお世話だろうけどね。

でも、心身どちらかに影響が出た時点で、身を引いたほうがいいと思います。私は今回は体に出たので、退職を決意しました。その前は心でした。何よりも体が1番大切。それが日常生活に影響が出始めた時点で、辞める方が、後々のことを考えても、いいと思います。

退職してから、今の仕事を見つけるまで、約20日間のインターバルはありましたが、幸い直雇用での仕事が見つかり、今は心穏やかに働いています。とは言え、電話応対やトイレ問題など、全くストレスフリーかと言えば、NOですが、それを含めて、うまく付き合っていけるとなと思っています。

もうそろそろアラフィフ卒業なので(私の中のアラフィフ定義は50プラマイ3歳)、いい加減腰を落ち着けたい所ですが、こればかりは何とも言えません。ただ、もうすぐ半年が経過します。やっと有休も取れる様になるし、もうしばらくは頑張るつもりです。出来れば体力が続く限り(←これも問題)。

 

 

 

 

 

 

人手不足(続き)

今、人手が余っている企業、または若い人たちで溢れている企業ってあるのかしら?少なくとも私の周りには、ほとんどないのですが。若者たちはどのような所で働いているの??田舎だから働き口がないの??

しかし…これは私の地元周辺だけかもしれませんが、最近やたら新社屋の建設が目立つのですよ。老朽化からの建て直しもあるのかもしれませんが、どこも立派な建物を拵えています🏢多分、それなりに利益のある企業だと思われます。業種は様々ですが、全て製造業の企業です。大手と言うよりは、中堅どころで、地元で手堅くやっている印象。なので、そのような所には若い人たちが入社しているのかもしれません。

ただ、身近な若い子たちで、そのような企業に入ったと言う話はあんまり聞きません。どちらかと言うと小売やサービス業、あとは銀行や信金などの金融機関など、人と関わる企業が多い感じです。

今は製造業よりも、情報や通信業の方が若手が集まるのかもしれません。ある意味今の世の中、情報や通信で溢れていますし、関わる人が多くてもおかしくない気がします。しかし、携帯ショップでも対面での接客が減ってきていて、しかもあらゆるサービスで料金が加算されるようになっています。これは、実際今年スマホの機種変更の時に実感しました。これは人手不足なのか、それとも人手をかけないようにしているのかは分かりませんが。

更に、先日テレビを変えたのですが、ここでも、これまで掛からなかった費用が加算されるシステムになっています。ただ、家電量販店ごと、または個人の家電店かで大きく変わってくるので、チェックすることをお勧めします。

ある家電量販店では、古いテレビの引き取り料はもちろん、配送料、運搬料(1階と2階でも料金が違う)、設置料が全て加算されていて、それだけでかなりの金額になりました。

しかし、今回購入した家電店では、引き取り料以外は全て無料。家にあったDVDプレーヤーの配線も頼んだので、加算されるのかなと思ってたら、無料で取り付けてくれたので有り難かったです。だからと言って、決して仕事は疎かではなく、丁寧に取り付けてくれた、J家電店のお兄さん、どうもありがとう。

これまで、全て無料でしてくれたのが当たり前(配達と同じですね)だったけど、こんなにお金が掛かるのね…と実感した出来事でした。これからは、多少費用が掛かるのは仕方がないとしても、このように店ごとにかなり違うので、少しでも安く済むように、チェックしたほうがいいのかもしれません。

このように最近は、何でもかんでもお金が掛かるようになってしまいました。確かに痛いけど、思えばこれまで当たり前にサービスを享受していた私たちにも問題があるのかもしれませんね。Amazonなどのネットショップでも、無料が当たり前だと思っていたけど、もちろん無料は嬉しいし有難いけど、配達してくれる手間を考えると、多少の送料は仕方がないのかもしれません。特に大きいものや重いものなんかは、加算してもいいと思います。

自動車整備士も、いなくなると困る業種ですね。それだけではなく、あらゆるものを修理、修繕してくれる方々は、今の世の中なくてはならない存在です。最近、やたらと自動車のリコールが多いのですが、それだけクレームがあると言う事なのか、それとも整備士の腕が落ちていると言う事なのか、よく分かりません。

それでも日本は、かつてに比べるととかなりレベルが下がったと言われるものの、まだ自動車の製造に関しては、レベルが高いと思います。車は、かなり進歩していて、その技術力には本当に感心します。それ故、整備も難しくなっているのかな、とも言えますが。

個人的には、車に関してはそんなに性能を複雑にしなくても、ただ運転できるだけでいいと思っています。今の車って、やたらと便利な機能がありすぎて、確かに事故は減るのかもしれないけど、頭で考えたり、目で確かめたりする機会を奪っているような気がするんですよね。

まぁ、電気自動車を推進したいみたいなので、これからますますそのような傾向になるのかもしれませんが、何だか味気ないと思うのは私だけ??かつて、オートマになっただけでも物凄い進化だと思ったのに(私が免許を取った頃は、オートマの初期で、教習所で運転が始まったばかりでした)、今ではエンジンまで自動で掛かるように。便利だし、安全性は高いけど、最近の危険感知システムはちょっと行き過ぎだという気がします。車線を少し超えそうになっただけでピーピー煩いし(このシステムはオフにしている)。

更にバックモニターの影響で、後ろを目視せずにバックする人が多くて、ちょっと怖い。って言うか、カーナビはまだいいとして、バックモニターまで必要なのかな?ちゃんと目視しない人が多くて、逆に不安なんですけど。

そんな私は、カーナビを搭載していません。当初は必要ないと思っていたから。でも少しだけ後悔しています。やっぱりいざという時便利なんですよ。でも、このカーナビもちゃんと道案内してくれるかと言うと、そうでもないんですよね。まぁいざとなったらスマホでも使えるし、今の車の間は何とか乗り切ります。

車の値段も上がっています。昔は100万超えでもそれなりの車を買うことが出来たけど、今は軽自動車、コンパクトカーでも200万超えになっています。なので、ますます高き買い物ですね。ただ車は大切に乗れば10年超えても乗ることが出来ますし、何より田舎者にとっては、生活のためになくてはならないものです。それ故、高齢者がなかなか免許を返納せずに、ずっと乗り続けているのです。

あの池袋の爺さんのように、都会の便利な所に住んでいて、車を乗るのは論外ですが、本当に公共の乗り物さえなく、どこに行くにも、車が必要な環境にいる高齢者も多くいます。せめて日中の明るい、人のあまり出歩かない時間帯(平日の午前中など)の通院や買い物に、週1〜2程度なら、やむを得ないのかな。但し、健康な高齢者に限りますが。

またまた大きく話が逸れましたが、自動車業界も大変だと思いますが、何とか生き残りを図って、これからも頑張って欲しいです。

この先、ますます人手不足の業種が増える気がします。個人的には、医師もかなりヤバいと思います(特に命に関わる所)。深刻な人手不足にならないように、今のうちに何か手を打たないといけない気がします。ただ、周りを見ていても、働いている年齢層、高いんですよね。若者たち、本当に何処で何をしているの??もっと、表でも裏でもいいので、人の役に立ちたいと思う人が増えるといいのですが。

私はもう少し、世間で邪魔者扱いされても、しがみつくつもりです。今の仕事をしているかは分かりませんが。

 

 

 

 

 

 

人手不足

少子化の影響で、労働人口の減少なのか、特に今年に入ってから、あちこちの業種で「人手不足」と言うニュースをよく拝見するようになりました。

聞いただけで、物流業、介護業、保育士、教師、警察官、消防士、ホテル業界、そして今日は自動車整備士も不足していると言う記事を目にしました。

これまでは、伝統産業に携わる業務などで後継者不足と言われている以外は、そんなに深刻な人手不足は見受けられなかった気がします。

ところが、令和に入ったあたりからか、コロナで生活が大きく変わってからか、一気に人手不足が大きく言われるようになっている気がします。

不足と言われる企業の共通点としては、物流や介護、警察官や消防士は、24時間365日常に稼働している事。そして介護、保育士、教師、ホテル業は人を相手にする仕事と言う事。そしてどれも激務であると言う事。

つまり、企業自体に休みがなく、人を相手にする事の多い企業で人手不足が顕著なのかな、という気がします。

特に介護は、高齢者が増えている影響で、相当深刻な状況のようですね。我が家もケアマネさんのお世話になっていますが、前までは月に1度訪問されていましたが、今は3ヶ月に1度になりました。もちろん、何かあった時には対応してくれるのですが、家族だけで介助出来る世帯は、後回しになっているのが現状だな、と。それに不満なわけではありませんし、それだけケアマネさんが抱えている介護者がかなりいるのだろうな、と推測出来ます。

政府は、なるべく在宅介護を推奨していますし、家族も出来ることならそうしてあげたいのです。でも、それには限度があります。そのラインは、介護3になったあたりでしょうか。本人が自力で動けなくなり、食事やトイレなど、ほぼ人の手を借りないと出来なくなるレベル、つまり寝たきりになったら、ですね。

ただ、それは認知症ではない高齢者の場合で、認知症だったら、予想がつかない行動を起こすこともあるので、介護度が低くても、家族の手に負えなくなる事もあります。なので、介護度と家族の介護の手間は、決して比例するわけではありません。

そうなると、ヘルパーさんに頼んだり、施設にお願いするしかないのですが、どちらも今、かなり不足しているようです。

私の地元なんかでは、次々に高齢者施設が建っていて、それだけ高齢者が利用出来るのかなと思っていたら、施設の数はあるけど、中の世話をする介護士が少ないようです。何人か、介護業の方のブログを読んでいますが、どの方もギリギリの人員で回しているようです。寧ろ、ギリギリならまだいいほうなのかもしれません。

我が家もそろそろ、外部の方にお世話になる事を考えないといけないのですが、現実を目の当たりにすると、かなり厳しいなという気がします。お金を出せば何とかなる、とも言う方もいますが、やはりお金よりも、ちゃんとした施設かどうかが1番大切だと思うんですよね。

話が大きくズレてしまいましたが、この先介護業は、ますます厳しくなるのは間違いありません。そして物流業も然り。ただ物流業界は少しずつ動いているようです。それで改善されるのかは分かりませんが、少しでも働きやすい環境になって欲しいな、と思っています。そして、頼む側も配慮したいですね。ネットで気軽に配送できるようになってから、ちゃんと届くのが当たり前、と言う感覚がありましたが、今はそうでなくても届けてくれるだけで有難い、と思うようにしています。そして、繁忙期(大型連休前など)にはなるべく控えるようにする、など、出来る事をしていきたいです。これは、私が配送業界で働き始めた影響もあります。直接配送には関わっていませんが、彼らを目の当たりにしていると、本当に大変だと思うし、それでもキビキビと働いている姿を見ていると、少しでも貢献出来るといいなと思っています。

ここまであらゆる業界で人手不足になっている、と言う事は、今の若い子達はどんな仕事に就いているんだろう、と気になります。私は色んな会社を渡り歩いていますが、これまで新卒の新入社員が入社してきた企業はごく僅か。ほとんどが、中途採用中心の、平均年齢高めの企業です。これは、主に製造業の工場で働いてきた影響もあるのかもしれません。と言う事は、工場には新卒が入ってきていない、とも言えます。

確かに、私が新卒で働き始めた頃は、高卒の多くが工場に就職していました。当時はバブル真っ盛り。ちょうど地元で工場が相次いで開業したりもして、今の子達みたいに就職難民はいなかったし、ほぼ全員が正社員として勤務していました。

ただ、今みたいな週休2日という制度が出来たばかりで、銀行や役所なども土曜勤務があった頃。確か隔週休だったような気がします。私が就職した会社も、土曜は半日出勤でした(夏季のみ土日休み)。そして、オフィス内の喫煙、セクハラパワハラは当たり前で、女性社員はいわゆる「腰掛け」と言って、結婚するまでの社会勉強?みたいな感じがありました。派遣社員はおらず、非正規の大半は主婦のパートでした。

正社員として守られていた反面、今ではあり得ない職場環境で、ほとんどの女性社員は結婚まで耐えながら作業していたのです。

それが、平成になって、バブルが弾けた後、社会は目まぐるしく変化し始めます。まずは、大幅なリストラが始まり、不必要な社員は相次いで会社を去りました。大体、今の私達世代の方々でした(それは今も同じですね)。そして、その穴埋めに正社員ではなく契約社員(準社員)や派遣社員が配属されるようになりました。そうして企業は何とか生き残りを図ったのです。

しかし、その頃から心身ともに疲弊する社員が増え始め、心を病む人も増え始めました。人が減る→仕事の負担が増える→非正規社員が増える→社員としての責任が重くのしかかる→心身ともに疲弊する、と言う、今にも通じる事態に陥る事になっていき、それは令和の現代にも繋がっていて、更に深刻になっています。そして、あらゆる業界で人手不足が叫ばれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今思うこと

最近、このブログに書くことがなくなってきました。まぁ、仕事が可もなく不可もない、淡々とした日常になっているからです。ストレスは少ないけど、変化もなく、毎日を過ごしています。と言っても、それが決して不満なわけではありません。

だからと言うわけではありませんが、ここの所思っている事を書いていきます。

私は歌舞伎とか、歴史小説が好きで、それらを嗜んでいます。と言っても、どちらも小難しい話よりは、市井の生活を描いた作品、歌舞伎では世話物、歴史小説では、商いもの(特に居酒屋や食堂系)と言ったジャンルを好んで見たり読んだりしています。

何でこれらの作品が好きなのかと、不思議に思います。今の世の中より生活が不便極まりないし、日常生活で人が斬られたり殺されたりが日常茶飯事で起こっているし、決してその時代に生まれ変わりたいと思っているわけではありません。

しかし、その時代の人々が、苦労しながらも、人間らしく泥臭く生きているからでしょうか。男女ともに逞しく、己の道を突き進んで、筋が通った人々がとてもカッコいいなと思います。

多分、現代男女が結婚しない理由の1つが、そう言う「筋の通った」相手に巡り会えないのもあるのかもしれません。例え苦労しても、その人を命懸けで守っていきたいとか、この人の為に尽くしたいとか、そこまで思える人が周りにいないのです。

令和の世は、どちらかと言うと「相手に幸せにして欲しい」とか「守って欲しい」と言う受け身姿勢の人が多いように思います。「してあげたい」より「して欲しい」。そんな人々がウジャウジャいたら、当然結婚までには至りません。

相手に尽くしたいと言う人がいないわけではありません。特に女性には、未だに相手に尽くしたいと言う人をよく見かけます。但し、その場合は大概相手はいわゆる、頼りないヒモ男のような気がします。尽くしたい、と言うより、世話を焼きたいと言うか。恋人と言うより、お母ちゃん感覚なんですよね。「俺について来い」的な男性(もう死語ですかね…)に尽くしたい古風な女性も、ほぼ絶滅している気がします。

歌舞伎や歴史小説にでてくる男性たちは、まぁ中には、多少頼りないボンボンもいますが、大概不器用だけど、筋が通って男らしい面を持っています。己よりも、人情を大切にして、曲がった事は大嫌い。善を守り、悪を救う。そんな人が多く出てきます。そう言うのを見ていると、たまらなく羨ましくなるんですよね。

一方、今の世は、特に政治家を見ていると顕著ですが、人より己。善悪も、自分にとって良いか得か損か、で判断する。変化を嫌い、保守的なくせに、新しいものを意味なく取り入れようとする。「人のために」と口で言うものの、実際は人のことなんてなーんも考えていない。

少子化対策なんて、本当に当人たちの事を鑑みているのか、不思議で仕方がありません。金さえばら撒いておきゃ文句はないだろう、と我が物顔で、税金の無駄遣いばかりしている。

こんな現代の男たちを、過去の偉人たちはどう見ているのかしら??

大河ドラマなどで、過去の武将や英雄たちをヒーローとして描くのは、その時代の人たちが人間として魅力的だからだと思います。今の世で、そこまで魅力的な男性は非常に少ない。強いて言えば大谷翔平くんあたりか?彼は偉人ではないけど、二刀流と言う前代未聞の偉業をやってのけた辺りは、その時代の人に通ずるものがあります。恐らく、相当努力して、今の位置を築いているはずですが、決して偉ぶらず、そして己の信念を曲げずに野球に取り組んでいる。彼を称賛する声が多いのは当然です。そして、世の女子の多くは、大谷翔平的な旦那やパートナーを求めている。でも世間にはそのような男は非常に少ない上に、その手の男にはちゃんとそれに見合った相手がいるのですよ。多分大谷くんも、そうだと思う。

このような人間が、今の世にどの位いるのか?多分、とても少ないと思います。特に会社の偉いさんとか、上に立つ人でこのような人徳者は、ほぼいないのではないでしょうか?

だから、従業員の給料を上げるより、内部留保を溜めようと動く。つまり、人より己、なのです。内部留保が駄目だと言ってる訳ではありません。ただ、従業員に還元した上で行って欲しいです。

従業員を大切にしない会社は、決して成長しないと思います。まずは従業員ありき。従業員のために、つまり己(会社)より人(従業員)を大切に出来る会社は、今時貴重なのかもしれません。町工場などで、そのような企業があるかもしれませんが、最近では家族経営の零細企業は敬遠されがちだと言うし、難しいですね。

それどころか、ブラックや限りなくブラックに近い会社ばかりが増えています。働き方改革など、新しい改革が出来ても、それらを享受できるのは、日本に1割しかない大企業か、堅実な中堅企業位で、あとは本当にギリギリもしくは、かなり苦しい企業ばかりだと思います。

働き方改革により、残業時間は減らされたものの、残業量は変わらない。結局、それらがサービス残業に繋がる。まずは、残業量を減らすのが先なのに、時間ばかりが減らされていく。その結果、従業員が疲弊する。なのに給料は上がらない。これが今の日本の現実です。

有給も、ちゃんと取らないと罰せられる企業がある反面、未だに取れない企業も数多くあるようです。中には、有給を、年末年始やお盆休みなどに充てる悪質な所もあるとか。その一方、従業員でも、用事もないのに、無理矢理有給を取りたくないと思ってる人が一部いるようです。本来有給は自由に取るものなのにね。

一昔前までは、労働組合が強くて、社員挙げて会社相手に闘ってた時代がありました。私が初めて働いた会社では、そのような活動が盛んでしたが、それも2〜3年ほどで、だんだんと弱体化して、今ではどうなっているのだろう??山崎豊子さんの「沈まぬ太陽」を読まれると、その辺りがよく理解できると思います。山崎さんとか池井戸潤さんは、本当に会社の闇の部分をうまく描写されていますよね。

今は円安ということもあり、日本の企業はどこも苦しいかと思いきや、海外を相手にしている企業はかなり儲けているようです。新聞に出ている年間収支でも、過去最高利益となっている企業が以外と多く、ほとんどが海外向けに機械や部品などを供給している企業でした。一方、国内メインの企業の多くが、マイナス収支。ここでも2極化が進んでいるようです。

日本の円安が劇的に上がるわけではないと思うので、この先も同じような状況が続くでしょう。そうなると、更に大きく隔たりが起こると思います。今、介護業、運送業、ホテル業、あと保育園あたりで深刻な人手不足になっているようです。これらの共通点は、人がメインの仕事。どれも人がいないと成り立ちません。ただ、どこも決して給料がいいとは言えない。だから、若い人たちも敬遠する。

今はこのあたりで収まっているけど、やがて飲食業や学校、病院、更には警察や消防と言った分野でも同じような事が起こる可能性もあります。つまり、人相手の仕事は、ことごとく人不足になると言う事です。

そうしたら、どんな会社で人が増えるかと言うと、人を相手にせずに出来る仕事、という事になります。でも、製造の仕事では常時人不足ですけどね。多分、パソコンで完結する仕事、なのでしょう。コロナ禍でテレワークが可能だった職種、と言えばいいのでしょうか。

テレワークも、コロナ禍が明けてからさすがに減ってしまったみたいですね。でも、1度テレワークの旨味を知った人々は、今更会社で働けないと、退職してテレワーク可の仕事を探しているようです。でも、何で敢えて家で仕事が出来ると分かっているのに、元に戻すのでしょうね。それも不思議なのですが。

結局皆、少しでも楽したいのです。楽を覚えると、苦労するのが馬鹿馬鹿しい。しかも、苦労しても給料が上がるわけではない。寧ろ、都合のいいように扱われてしまう。こうなると悪循環に陥って、更に事態が悪くなる。

会社も、もう少し柔軟に考えられないものなのでしょうか。人を大切にする企業なら、フルリモートは無理でも、週の半分はリモートOKとかね。それをしないばかりに、有能な人材が流出してもいいのでしょうか。

こんな時、筋の通った男気もしくは女気のある人たちが一肌脱いで、一件落着、と言った時代劇みたいな展開になって欲しいな、と思わずにはいられません。でも実際は、一肌脱ぐどころか、逆に顔色を伺ったり、取り入ったりする始末。あぁ、この先の日本はかなりヤバいどころか、共倒れ、総崩れしそうな予感しかしません。

長くなったけど、最終的には仕事の話になったので、こちらに書いて良かった。最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事早すぎると迷惑ですか?

GWも終わり、また通常業務に戻りました。明けてからの2日間は超忙しかったけど、途中で通常モードに戻ってホッとしています。それにしても、暇な時と忙しい時が極端で、まだそのリズムに慣れないですね。

仕事は今の所は落ち着いているので、「ガールズちゃんねる」で気になるトピを挙げて、それについて書こうと思っています。それがタイトルです。

そうなんですよ、仕事って素早くテキパキとやるもの、と思っている人、またはそのような業務は多いですよね。その一方、実はそうでないパターンの仕事や業務もあったりするのですよ。

私はこれまで、色んなところで働いてきたけど、それこそ色んなパターンがありました。時間に追われる作業から、いかに時間内持たせようかと考える作業まで、それこそピンからキリまでです。

今の職場でよく「作業が早い」と言われるのですが、私としてはある程度手加減して、と言うか1日全体の作業量を見ながら、早くしたほうがいいものは素早く、時間に余裕がありそうなら少しスピードを抑えて取り組んでいます。これは、これまで働いてきた職場でほぼ、そのようにしています。

どちらかというとマイペースで、急かされる作業が苦手なのですが、繁忙期はそうは言ってられません。そんな時は、とにかくスピード重視で作業をするのですが、やはりというか、そんな時はミスする確率が高いので、そこは反省する所です。

急かされる作業が苦手な反面、時間を稼ぐためにゆっくり作業するのも、結構疲れます。マイペース=ゆっくり、ではないのですよね。私のマイペースは多分、やや早め。急かされない程度の、少し周りを顧みたり、丁寧に作業する余裕のある早さ、と言えばいいのでしょうか。

それ故に、今の職場や他の所でも、比較的作業が早いと言われる事が多かったです。性分的に、チンタラ作業をするのが苦手なのもあるし、少しでも早く作業を仕上げたほうが、気分的にも楽ですから。

だから、周りにチンタラ作業をする人がいるとイラッとしました。但し、世の中には早く作業のできない質の人もいます。それが自分でも分かっていて、その分丁寧に作業が出来たり、気配りが出来たりすればいいのですが、早くできるのにわざと手抜きして、チンタラする人が嫌なのです。

暇なときや、作業の少ない時はいいのですが、忙しい時にそれをされると本当に困ります。そして、そんな人は当然仕事が時間内に終わらないので、残業になりがちです。しかも、そう言う人たちは、周りを巻き込もうとします。そう言うのは迷惑以外の何者でもありません。そんな時捕まるのは、人のいい人や、従順な人ばかり。そして、その人たちが忙しくて困っている時には、決して手伝おうとはしません。

「お互い様」と言う言葉をよく使うのは、何故か迷惑をかけている方なんですよね。本来はかけられている方が言う言葉なのに。それを聞くたび、白けた気持ちになります。そのせいもあるかもしれませんが、「お互い様」と言う言葉があまり好きにはなれないし、それをよく言う人は信用できません。

でも、ガールズちゃんねるを見ていると、早く作業をする人が迷惑だと思っている人が以外と多くて驚きました。

それには幾つか理由がありますが、1番多いと思ったのは、作業を早い人に合わせなくてはいけなくなる、と言う事。特に、パート等低時給で働いている人はそのような傾向がありますね。

まぁ確かに、それは困りますね。今ではパートでもかなり仕事を任される事が多くなり、人によって大きく能力の差が出ている気がします。ただ、仕事が出来るからと言って、給料にあまり反映されない。

だから、仕事を早くやっても…と思う人が一定数出てくるのは無理もありません。私もパート経験があるので、よく分かります。パートは所詮パート。正社員や派遣社員のように、実力が給料に反映されるわけではありませんからね。それでも、割り切って働いている人は多いですけど。

早くても遅くても駄目、じゃあどうすりゃいいの?と思っちゃうけど、その会社や職場に合わせるのが無難、と言うことでしょうか。中には腑に落ちない事態もあるでしょうが、「郷に入れば郷に従え」と言うではないですか。我が道を行くのも、決して悪いことではないですが、しばらく周りを見て、自分なりに判断してうまくコントロールしていくのがいいのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

103万円の壁

独身の私には無縁のタイトルですが、共働きが当たり前の世の中に変化しているのに、社会保険や税金の控除は未だに昔の制度のままになっていますよね。お陰で、働きたくても短時間しか働けないパートさんたちが増えているそうです。しかも今、一部の企業で時給を値上げしているじゃないですか。そうなると、ますます時短が進み、ただでさえ人材不足なのに、それに拍車が掛かって悪循環になっているようです。

政府って、少子化の件についてもそうですが、本当に当事者の為に制度を動かしているとは思えません。多分、パートさんの多くは、もっと働いて給料を稼ぎたい人が多いと思うのです。でも、103万の壁によりそれが出来ない。

私が過去に働いてきた会社でも、もう少し働きたいけど、そうなると控除が受けられなくなるから、と敢えて短時間勤務を選んでいる方がいました。それと、パートでも控除の対象から外れて、フルタイムで働いている人も意外と多かったです。結局、働きたいなら控除から外れて税金払え、と言うことなんですよね。

昔みたいに、旦那が稼いで、妻がお小遣い稼ぎ程度のパートと言う時代ならそれが通用しましたが、今は多くが、生活のためにパートをしている筈。なのに、制度は昔のままなんですからね。

更に、専業主婦ばかりが優遇されるのもおかしいです。これも昔なら専業主婦は、今で言うワンオペ育児が当たり前でしたから。家電も今のように決して便利ではなく、それこそ朝から晩まで働き詰めだったと思われます。なので、控除もやむを得なかったでしょう。

今は、家電も進化し、子供を預ける施設も整っている。どちらかというと、自分の時間が持てる専業主婦の方も多いと思われます。もちろん、そうではない大変な方々もいらっしゃるでしょうが、昔みたいに、なりふり構わずと言った感じの専業主婦って、少ないのではないのかしら。どちらかというと、今の専業主婦=優雅と言うイメージがあります(もし違っていたらごめんなさい🙇)。今の若い人たちで、結婚願望のある人は、楽をしたいから専業主婦になりたいらしいですし、あながち間違いではないと思うのですが。

そのような人たちに、私たちが汗水流して支払っている税金が無条件で支払われているのには納得がいきません。更に、富裕層の多くが専業主婦だと思うので、そんなお金に余裕のある層に、控除っていらないような気がするんですよね。政治家の奥様の大半が、恐らくそんな気がするし。だから控除廃止にならないのかな、と穿った見方をしてしまいます。

一方、共働き世帯(奥様も保険料や税金を支払っている)や自営業の夫婦、独身者は支払うばかりで控除の恩恵を受けることが出来ない。独身者はともかく、他は理不尽だと思ってる筈です。自営業の専業主婦(と言ってもいいのかしら?)にはそのような控除はありませんからね。

壁を取っ払うのが難しいなら、せめて金額を上げるとか出来ないのでしょうか。例えば150万とかね。そうなると、少しは改善しそうですが。あと、専業主婦の控除をなくす。旦那ひとりの稼ぎで生活できないのなら、妻は働く。多分多くの夫婦がそうやって働いて、生活をしていると思うのです。それ位の事をしないと、日本はますます二極化していきますよ。

私は、今の日本で長生きしたくないです。だって、メリットがないから。デメリットばかり。本当は今すぐにでも仕事を辞めて、悠々自適に過ごしたい。でも、そうなると生活が苦しくなるから、働いている。私と同世代でセミリタイア生活を始めている人がいますが、凄いなーと思います。多分、現役時代はがむしゃらに働いて稼いで、更に退職金も貰って、悠々自適とまではいかないかもしれないけど、最低限の生活は保証できると言うことですものね。羨ましい。ちなみに、そう言う人は、投資で小金を稼いでいるパターンが多い気がします。

私は退職金がないので、働けるだけ働くしかありません。多分、働くのをやめる頃には、体がボロボロになっているから、悠々自適とは程遠い生活になるだろうな。まぁ、自業自得ですが。だから、リタイヤ後は10年ほどノホホンと生活をして、あとはもう死んでもいい。世の中に未練はないだろうし、今余命を宣告されたら、何も抗わずに寿命だと思って静かに全うしたいです。

相変わらず話が飛びましたが、この前話した運送業の話とか、今の控除の話とか、もう少し何とかならないものだろうか。皆が納得の行く働き方って難しいと思うけど、せめて少しでも未来に希望の持てる働き方が出来る世の中になって欲しいですよね。

その為には、特に若い人、選挙にはちゃんと行こうね。確かに誰がなっても同じ、と思うのは分かりますが、それでも何もしないよりは、ほんの少しでも行動を起こさないと、何も変わりませんよ。自分で自分の首を締めることになるよ。今はいいけど、後に後悔する事になるよ。若い時にノホホンと生活をしたツケが、今になって身に沁みている、アラフィフオバちゃんからのおせっかいです。先日、ちゃんと期日前投票行ってきましたよ。

最近、自分の仕事ネタがなく、記事を見てのコメントばかり。まぁ、平和、という事で。本当面白みなくてゴメンナサイ🙇

GWまであと1週間になりました。久々のまとまった連休。何事もなく無事に迎えられますように。

 

 

 

 

 

 

2024年問題

最近、やたらとこの言葉を耳にします。

ちなみに、

自動車運転業務の年間時間外労働時間の上限が960時間に制限されることによって発生する問題の総称のことです。 これまでトラックドライバーの労働環境は、長時間労働の慢性化という課題を抱えていました。 トラックドライバーの労働環境を良くしようという狙いがあります(ネット記事より抜粋)

と言う説明で分かって貰えたでしょうか。

たまたまご縁があって、今年から運輸業の関連会社で働いています。と言っても、トラックドライバーではなく、内勤の倉庫業なのですが。なので、この問題は決して他人事ではありません。と言うのも、今の仕事はドライバーさんのお陰で成り立っている部分もありますので、少しでも彼らの負担が減るように願わずにはいられません。

その一方、私もそうですが、ネット通販にお世話になる事が多く、それだけでも負担が大きくなっているのに、更に不在配達による負担がそれに輪をかけていると言う配達員泣かせの状況になっているのも事実です。

それにも関わらず、給与などの待遇は決して良いとは言えず、挙げ句の果てには底辺職とまで言われる有様。

考えてみてください。もし、トラックドライバーや配達員がいなくなったら。これまで当たり前に届いていた荷物が届かなくなります。彼らの労働力が、日本の物流を動かしているのです。底辺と蔑む人たちは、勝手に荷物がひとりでに届くとでも思っているのでしょうか?

このような事態になってしまったのには、私達利用者にも責任があります。ネット通販は便利で、しかも物によっては送料無料のものも多いです。更にご親切に時間指定までしてくれます。仕事柄、送り状を作成する事があるのですが、ちゃんと時間指定をする欄があり、印刷されるのです。

でも、そこまでして急いで荷物って運送しなくてはいけないのでしょうか?多分大半はその必要がないものと思われます。私の場合、在宅時に届いて欲しいので、夕方以降に指定する事が多いのですが(日中だと親が気付かない事があるので)、遅れても差し支えのないものばかりです。

きちんと運んでくれるだけで有難い、運送業者の方々。もう少し勤務条件が良くならないものかしら。体力は使うし、時間も不安定。せめて給料だけでも良ければ、モチベーションが上がりそうなのに。多分、理不尽な目に遭うのは日常茶飯事だと思われます。本当に日本は、このような体力仕事に対して、労りどころか逆に蔑むのですから、何様なんだろう、と思います。

私の働く営業所では、結構多くのドライバーさんがいます。老若男女問わず(老女除く)。皆さん真面目にテキパキ働いていますよ。ドライバーさんとは、直接仕事上関わることはありませんが、この方たちは果たしてどの位残業しているのでしょうか?少しでも負担が減るといいのですが。

ドライバーに限らず、最近残業を抑制しようとする動きが出てますよね。それはいいのですが、果たしてそれが、仕事量と比例しているのか気になります。仕事が減らず、勤務時間だけを減らせ、という事ならば、とんでもないんですけど、実際多くの企業がそうなんだろうな。どう考えても無理なのに。

あと、働く側からすると、残業代は貴重な収入となります。それが減らされる事で、生活が苦しくなる事も考えられます。ただでさえ給料のベースが上がらないのに、残業まで出来なくなったら、困る人もいるでしょうね。

果たして来年、運送業を取り巻く状況はどうなっているのでしょうか?物流が滞らない事を祈ります。