九転十起女和花の気まぐれお仕事日記

前ブログ「九転び十起き」から引き続き、独身アラフィフ非正規社員の仕事にまつわるお話を中心に綴っていきます

この条件は避けたい

この年齢になると、仕事探しは「このような会社(職種)で働きたい」と言うより、「このような会社(職種)なら働けそう、または入社出来そう」と言う、いわゆる消去法で探す事が増えてきます。

私も、昨年末から今年始めにかけて仕事探しをしてきた時、「やりたい仕事」よりも「やれそうな仕事」を選んでいた気がします。

その時、派遣も視野に入れて探してましたが、この年代になると、派遣でもなかなか決まらなくなります。よく、「派遣の面談(顔見せ)で落とされた」と言う話も聞きます。確かに思い当たる事があります。

良く「仕事を選ぶな」と言いますが、この年だから選びたい側面もあるのです。若い頃と違って、転職にエネルギーを使えなくなってきているので、いかに短期間で効率良く見つけることが出来るか、と言う事が大切になってきます。

そんな時、「こう言う条件は避けたい」と言うものがあると思うのです。それは、給料、距離、時間帯、休みなどの目に見えるものから、人と関わらない仕事、座って出来る仕事など、仕事環境まで様々です。

私が長年仕事探しを経験してきて、これは避けてきたと言う条件をいくつかピックアップしたいと思います。

①人と関わる仕事(電話応対も含む)

これまで働いてきた仕事は、ほぼ仕事上では人とあまり関わらない工場勤務が多いです。どの仕事も、何かしら人と関わるものですが、工場の業務は、ライン作業や共同作業を除くと、割とひとりで黙々と作業出来る事が多いです。そして、外部とのやり取りはほぼない。ピッキング作業だと、運送会社とのやり取りとか、社員の荷物が届いたと内線電話を掛ける程度で済みます。今の仕事は、電話応対がありますが、時間帯や取引先が大体限定されるのもあり、何とかやれています。

②シフト制の仕事

これまで運のいい事に、ほぼ土日祝日休みの会社で働くことが出来ています(但し、完全ではないけど)。平日休みでも別にいいのですが、その場合はシフトではなく、固定で休みたいのです(例えば毎週月火休みとか、4勤2休とか)。でも、平日休みは大体シフト制ですよね。シフト制を避けているのには理由がありまして、1つは生活リズムが乱れる事。常に一定のリズムで生活したいので、不安定なシフトでは落ち着かない気がして。今の仕事が、9時から18時の勤務なのですが、これまで8時半から17時または17時半の勤務が多くて、たった30分のズレたけど、生活リズムが落ち着くまで、3ヶ月程掛かりました。これ、意外と大切です。

もう1つは、独身なので、土日休みが取りづらいと言う事。シフトだと、どうしても子供を持つ人が優先されてしまう、と聞きます。そして、その穴埋めをするのは、独身と言う事が多いです。そうなると、土日になかなか休みが取りにくいのです。

最近よく聞くのが、シフト制の会社に応募してきて、面接の時には「土日勤務OKです」と言っておきながら、実際に働き始めると「土日は休みたい」と言う人たち。結構いるみたいなんですよ。入ったらゴリ押しできる、的な考えの人たちが増えているようで、求職側が困っているという話を良く聞きます。

そうなると、元からある社員に影響が及びます。特に、独身者がその分のシフトを埋めることが多くなるのは、あるあるなのではないでしょうか。

私はそうなるのが目に見えているので(独身でメンタル弱いので)、この手の職には応募しないようにしています。あと、休む時に、他の人にシフトを変えてもらうように頼むとかも駄目。シフト制の会社で働いている知人が、これを良く言っています。これも、頼む方と頼まれる方がほぼ決まってしまい、頼まれる方はやはり独身者が多いとか。

③主婦や子持ちママの多い職場

これも②に関連しますが、土日休みでも、これらの問題はあります。例えば残業だったり、休日出勤だったり。あと、休みたい日が彼女たちと被ると、大体はこちらが折れないといけなくなります。でもね、独身にだって自分だったり、家族の都合があるのです。何でも「子連れ様」だと、本当に理不尽だなと思うのです。これは、面接の会社見学時に見極めないといけません。人間関係もそうだけど、なかなか難しいですよね。

④上司が昭和気質

面接や面談の時、大概職場の上司に当たる人がいると思うのですが、たまに「昭和」を彷彿させる人がいるんですよね。これは、私が工場で仕事探しをしているからかもしれませんが、面接官が何と言うか昔気質の、豪快そうな方だと、腰が引けてしまいます。昨年末に派遣の仕事探しをしていた時、担当だったのがそんなタイプの方でした。そして、会社見学した時に、何と言うか、体育会系の空気を感じまして。「うわ~絶対無理」とお断りしました。ちょっとした事でも大げさに受け取られたり、矛盾ありまくりでしたね。割とこの手の面接官に遭遇するので、穏やかに仕事をしたい方は要注意です。あと、これは面接で見極めるのは非常に難しいですが、お局様的な人もこの手の方々がいます。ただし、お局様は相性の良し悪しかあるので、一概には言えないけどね(何故かお局様タイプには好かれやすい気質←末っ子だから?)。

⑤社保完備

これまであらゆる雇用形態で働いていましたが、絶対にチェックしていたのが、この項目。普通に正社員で働いていたら当たり前に加入されているものですが(残念ながらそうでない所もあるようですが…)、非正規だとこれが当たり前ではありません。特に派遣だと、長期雇用でも健康保険や厚生年金が未加入、と言うことが少なくありません。これって派遣会社によって違うようで、加入出来ない、若しくは入社数ヶ月から加入、と言うことがあるので要注意です。国民年金国保だと、自分で支払わなくてはならない金額がかなり増えるので、フルタイムで長期雇用の場合は、しっかり健康保険や厚生年金を加入しているかをチェックしたほうがいいです。

まぁ、そんな感じでしょうか。細かいことを言えばキリがないですが、最低限譲れない条件以外で妥協できれば、そこそこ応募できる仕事が見つかるのではないでしょうか。但し、アラフィフだと長期戦は覚悟しないといけないかも。それでもめげずに、職探しに励みましょう。

私は今のところ仕事探しの予定はありませんが、次に仕事を見つける時には、それらをクリアできる所を見つけたいです。