九転十起女和花の気まぐれお仕事日記

前ブログ「九転び十起き」から引き続き、独身アラフィフ非正規社員の仕事にまつわるお話を中心に綴っていきます

違和感が…

最近仕事ネタがなかなかありません💧
そんな中、やっと「ハケンの品格」の続編が始まりました。

…が、今時こんな会社ってあるのか??都会のオフィスの派遣ってこんな感じなの??
見ていて違和感が拭えません。

前編の時は、まぁそんなものなのかなと思って見てた部分がありました。
でも、何かあの頃とそんなに変わってない脚本に、モヤモヤとした気持ちになってしまいます。
恐らく脚本家の方も、ある程度派遣の現状を踏まえて書いているとは思うので、そうなのかな。

田舎の工場現場の派遣勤務しか知らない私にとって、本当に酷い差別としか思えないんですけど。
これまで派遣として働いてきた立場としては、有り得ないほど酷い。さすがにそんな扱い受けたことはない。
確かに派遣なので多少の差別はありますが、少なくとも理不尽な扱いは受けたことはありません。
所詮派遣なんてそんなものだと思っているので。

でも、ドラマの中の世界は酷すぎます。
それともこれが派遣の現実??
ドラマだから誇張している??
何か見る度にモヤモヤが増長しているのですが。

世の中の派遣さん、どうなんですか?ドラマの世界に共感できますか??それとも私のようにモヤッとしませんか???
ドラマを見ていると、何か頭の中の?マークがチラつきます。

それでも見ているのは、大前春子がたまーに良いこと言うから。これ、派遣で働いていると、身に沁みる言葉なのです。それだけ多くの派遣が、色んな葛藤と闘いながら働いているんだろうな。

でもさ、今の世の中、派遣(非正規)で成り立ってる会社や職場もあると思うんですよ。これまで幾つもそんな会社がありましたし。
大前春子ほどではないけど、むちゃくちゃ仕事の出来る人もいましたし。下手したら正社員よりも(マジで)。

そして、正社員は少なくとも派遣や非正規に対して、偏見の目で見たりせず、きちんとひとりの人間として接して欲しい。「派遣さん」などと呼ぶのは論外で、同じ会社で働き、仕事をフォローして貰う以上、少なくとも人間らしく扱って欲しいです。決して機械でもおまけでもないのですから。

13年経って、そう言う社員さんは減ったのかなと思っていましたが、どうやら未だに偏見の目で見ている人がいるんだろうな、と。
そんな人には、よーく見渡して欲しい。陰日向となって、真面目に働く能力のある派遣(非正規)がいる一方、正社員と言う立場に胡座をかいただけの、無能な男性社員が思いの外多くいる事を。

今の会社にも、女性社員に尻に敷かれている情けない男性社員が多くいます(きっと家でもそうなんだろうな💨)。まぁ、気の強い女性社員が多いと言うのもありますが(笑)ただ彼女たちは見ていて感心するほど、本当に有能です。

これまで働いてきた会社でも、テキパキと仕事をこなすのは殆ど女性社員でしたね。男性は少ない。
それでも偉いのは皆男性なんですよね。それも、能力=偉いと言うわけではないと感じます。
だから日本の会社は駄目なのかもしれません。
会社を取り巻く環境は大きく変化しているのに、人の意識だけは昭和のままだもの。
まさに「ハケンの品格」の理不尽そのものですよね(こちらは平成のお話ですが)。

男女や立場を問わず、純粋に能力主義になるといいのにな。
令和の後半頃には、少しでもそうなって欲しいと思います。