九転十起女和花の気まぐれお仕事日記

前ブログ「九転び十起き」から引き続き、独身アラフィフ非正規社員の仕事にまつわるお話を中心に綴っていきます

1年

今の会社で働き始めて、19日で1年が経ちました。本当にあっという間だった。前の年の年末から仕事を探し、何度も面接に行ったりなどして、一喜一憂する中で決まったのですよね。

感想は…まぁそれなりですね。悪くはありません。ただ、いいかと言われると「YES」とは言えない。それでも何とか働いています。

この年で、派遣やパート以外で、しかも完全週休2日制で、よく見つかったもんだ、と思っています。多分今だったら、とても難しい条件だと思うし、仕事を探すのが、今年でなくて良かったと思いました。多分今年だったら、見つかるまでもっと時間が掛かっていたでしょうから。

仕事は大分慣れたけど、忙しい時と暇な時の落差が激しすぎて、酷いときは1日の半分が雑用で終わってしまうことも。まぁ仕方がないですが。

ただ、精神的にはかなり楽です。社員の方は親切だし、干渉される事もないし、割と自分の裁量で仕事が出来るのは有り難いです。

物流、介護、建設、土木、小売、産科医と小児科医(最近は外科医もだそう)、警備員、警察官、消防士、保育士、ホテルマン、旅館の仲居、バスとタクシーの運転手、工芸士、職人。これらは最近、人手不足と言われている職種です。他にもまだまだありそうです。

物流業は、私自身が今携わっていて、2024年問題もあるので、それは本当に実感しています。系列の配送の方々は、毎日朝早くから夜遅くまで、たくさんの人たちが働いています。ちゃんと休みが取れているのだろうか、残業は超過していないのだろうか、気になります。一応、その辺のコンプライアンスは厳しいみたいなので、大丈夫だと思うけど。でも、中には残業代稼ぎで働いてきた方々も少なからずいると思うのですよ。

私が若い頃、運送業は手っ取り早く稼ぐのには良いと言われていました。体力がいるので、若い頃限定ですが、確かにクロネコさんとか飛脚さんあたりは、若い配送のお兄さんが多かった気がします。

しかし今は、見事に中高年ばかり。若者は少ないですね。さすがにおじいちゃんみたいなヨボヨボの人はいないけど、私よりも年上だと思われる方もチラホラいます。あ、でも女性は若いドライバーの方がいます。

今の若い子たちって、過酷な仕事をしたがらないのかな。さっき挙げた仕事って過酷なものばかりですものね。

そこで疑問に思うのは、今の若い子たちって、どんな仕事に就いているのか、と言うこと。オフィス系?それとも営業など??あとはネットで完結する仕事とか???考えれば考えるほど、良く分かりません。

私もそうですが、最近って給料よりも、休みが多いとか残業が少ない方が、つまり会社に拘束される時間が短い方が良い傾向にありますよね。テレワークもある意味そうですし。まぁ、ストレスを溜めずに、程々に働ければOK、と言う感じなのでしょうか。

確かにそれは大事だし、私のような中高年だったら分かるのですが、若いうちからそんな考えだと、少し勿体ないなと思います。若いうちだからこそガムシャラに働けるし、無理も多少は利く。それに、若いうちの苦労は、しておいて無駄ではないと思うのですよ。

話が大きく逸れてしまったけど、果たして今の会社で、どれだけの期間働く事が出来るのでしょうか。今年も頑張るぞ✊

 

 

 

 

 

 

 

育児で時短、賃金の1割給付子育て支援を充実

今日、このような記事を見つけました。

何かね、正直に言わせていただきますと、何で?って感じです。

勿論、時短を選択する事自体には何の文句もありません。お子さんが小さい時は、何かと大変なのも理解出来ますし、お母さんの負担を少しでも減らす事ができるのであれば、時短で働くのはやむを得ないですよね。

しかし、だからといって賃金の1割増の支援は明らかにおかしいと思うのですよ。時短だから給料が下がるのは当然ではないのですか?

それが少子化対策になると思っているのであれば、何もわかっていないと思います。

あと、これはこのブログでも何度も書いていますが、時短ママをフォローする立場の人たちにこそ、1割増の負担をして欲しいです。

お互い様なのは、同じ女性なので分かるのです。でも、される立場の時短ママばかり支給されて、する立場の人たち、つまり時短分のフォローをする立場の人たちには何のメリットもないなんて、おかしくありませんか。経験ありますが、フォローし続ける方は、皆疲弊していますよ。

あと、当のママさんたちにしても、この制度は返って時短制度を使いにくくしてしまいかねません。現に当事者からそのような意見が多いようですね。

時短ママさんたちだって、好きで時短を選択しているわけではなく、やむを得ず取得している人たちが大半だと思うのです。そして、申し訳ないという気持ちで働いている人たちも少なくない。

多分、このような人たちに、少しでも金銭的負担を減らしたいと言う所から、1割支給と言う意見が出てきたと思うのですが、これを決めた人たちって、今の会社の現状をまるで分かっていないなと思いました。

当事者の時短ママからきちんとリサーチした上での政策とかならいいけど、どう考えたってそうでないもの。中高年のオッサンたち、しかもその奥方の大半は、時短などで働いたことのない専業主婦だもの。世の中が分かっていなさすぎ。

ついに岸田政権の不支持率が7割を超えたようですが、訳のわからない給付ばかりして、一般市民の税金ばかり増やして、更に平気でその税金を無駄遣いしているのですから、無理もありません。とっとと解散して貰いたいです。でも、次も多分そんなに変わらないだろうな、とは思いますが。もう少し、一般市民目線で政策の出来るまともな議員はいないのですかね???

 

 

どんな時に有給使いますか?

先日、やっと会社から有給申請のやり方を教えてもらいました。基本的に休みの申請はスマホで行い、その旨社員さんに伝える形でいいようです。理由も私用でOKだとか。あと、祝日とかお盆休みの一部を、有給として申請してもOKだそうです。前の会社で言うと、一斉休業時(有給扱い)に使えるのと同じパターンですね。これは助かります。休日の多い月に効率的に取得したいです。

来月、再来月と取る予定があったので、良かったです。特に規制はないみたいけど、繁忙期とかはやはり避けたほうがいい気はしますね。今で言うと、月曜です。これまで働いてきた感じでは、水木金なら休みやすいかな、と言う気がする。なので、これから土日を挟んで休む時は、金曜になりそうですね。本当は月曜の方がいいけど、こればかりは仕方がない。

今の会社の社員さんは、本当休みを取らないのですよ。でも、社員さんは、年間で連続した5日休暇を必ず取得しないといけないらしく、私にしたらめちゃくちゃ羨ましいけど(契約社員はその制度はない)、そうでもない、と言うか、寧ろ迷惑みたい。確かに、5日でも、連続ではなく、分けて取得出来るなど、選択出来るといいなとは思いますが。

今年はもう、これで取る予定はないけど、来年以降は考えて取るようにしよう。旅行もしたいし、舞台も見に行きたいしね。

タイトルですが、またまた「ガールズちゃんねる」から引用しました。私の場合は、旅行や舞台鑑賞、あとは通院とか免許更新など。親の通院は、今の所姉がやってくれています。姉の会社は、そのあたりムチャクチャ融通が効くし、職場も家のすぐ近くなので、本当に助かっています。

働き始めの頃は、まだ昭和末期という事もあり、非常に有給を使いづらい環境でした。遊びに行くなんてもっての外、みたいな空気がありましたね。大体家の用事か冠婚葬祭、あとは体調不良時に使う程度。なので有給はほぼ捨てていましたね。

その後しばらくは、遊びでは使えるようになったものの、やはり使いづらいのは変わらず。と言うか、私自身が勝手にそう感じていたのかもしれません。

やっと使いやすくなったなと思ったのは、10年くらい前位かなー。パートの多い職場で、とにかく皆自由に休みを取っていました。有り難いことに、独身でも「ちゃんと取った方がいいよ」と推奨してくれる環境だったので、この時は割と取りまくっていました。ちょうど舞台鑑賞を始めた頃とリンクするかもしれません。以降は、割と取れるようになって来ましたね。

これまで、有給があっても使えない、と言う会社で働いた経験は、2社だけ。勿論どちらもブラックでした。入社半年経っても、休んだら欠勤。有給は、年末年始とか長期の休暇に、勝手に使った事にされていました。どちらも、検診など社員の義務であるものが未実施でしたね。それでも未だに、潰れずに稼働しているのが、本当に信じられません。ガールズちゃんねるでも、このような企業が未だに少なくないようなので、何だかなーと思います。

ブラックでなくても、有給が取得できない企業(職場)は意外と多いみたいです。例えば人手不足だったり、休むと仕事にモロに影響が出る場合が多いみたいですね。それにしても、今の若い人たちって、どんな職に就いているんだろう?たまたま最近私が働く所がそうなのか、若い人たちを見ないのですよ。多分、もっと安定した、しっかりした企業だったりするとは思うのですが。

でも、社員が高齢化していて、今はいいけど、先のことを考えると不安になります。果たしてこの先大丈夫なのかな?って。

若い人たちは、学生時代から土日休みが当たり前の環境で育っているので、部活をやっていた人以外は、休みが多かったりと言うのは当たり前で、有給は取って当たり前と思っている人が多いのかもしれないですね。確かに昔に比べると、週休二日制は増えているけど、完全となると、まだまだ限られるのではないでしょうか。転職で求人を探す時に、それを実感します。本当に少ないから。

そして、完全週休2日が実施されている企業ほど有休取得を奨励していて、そうでない企業ほど有休を取らせてもらえない事が多い、と言う矛盾。これは本当に思います。大体、休みを含む、労働による権利が実施されるのは、元々恵まれた立場である企業で、そうでない企業ほど実施されない。だから、企業(職場)間での格差が大きくなるんですよね。

地方では、大手企業はほんの一握り。あとは中小企業で、多分どこもギリギリでやっていると思います。そんな中、まだ有休が取れるだけいいのですけどね。

私も、まぁ人数が少ないので(そんな中、先日ひとり退職した)、自由自在にと言う訳にはいかないけど、計画的に使っていきたいです。たまには休養とかで取れるといいな(但し、今は家にいても休まらないんだけどね)。

職場がどんどんシビアになっている

ガールズちゃんねるで、タイトルのようなトピが挙がっていました。

内容は、以前は新入社員として入社したばかりの頃、多少のミスなどをしても「新人さんだから仕方がないよねー」と寛大な目で見てもらえる事が多かったのに、最近は、「あの子は使えない」とシビアに評価されることが多くなった、と言う感じ。

確かにこれ、分かります。新入社員はもちろん、転職して間もない頃って、右も左も分からない状況じゃないですか。最初は分からなくて、出来なくて当たり前。徐々に覚えていってもらう、というのが、本来の姿なのです。

それが、多分人手不足などで、社員に仕事を教える余裕がなく、いきなり仕事を覚えてやって貰うというスタイルに移行してしまいました。すると、当然分からないままで仕事が進んでいく訳で、聞くにも聞けない状況に陥り、当然ミスも起こす。するとそれだけで「使えない」と言うレッテルを貼られる。

多分、ほとんどの人が、じっくり教えてもらえば、それなりに仕事が出来る筈なのに、その工程を端折るから、使えない人材が増えてしまう。とても勿体ないですよね。

昭和後期から平成初期の頃は、割と新入社員に対する教育はしっかりしていて、教える方も厳しかったりするけど、それはちゃんと成長して欲しいから敢えてそうしている感があった気がします。そして、ミスをしても多少大目に見てもらえたし、ミスをした方もそれに甘えることなく、次はちゃんとやるぞとミスを踏み台にして、ある程度時間をかけて、自分のものにしていた気がします。

私も10代の頃はめちゃくちゃ揉まれて、叱咤されながらも、何とか踏ん張ってきました。お陰で、何とかそれなりに仕事をこなせるようになりました。根気強く使い続けてくれた、当時の上司や同僚には本当に感謝しています。

このように、習得するまで、ある程度時間をかけないと駄目な人って、意外と多い気がします。。勿論、すぐに習得できる優秀な人もいますが、そういった人は実は少ないと思います。

なのに、今の世の中は、その「すぐに習得できる」ようにしようとしています。しかも、昔ほど手間を掛けずに、そうしようとしています。

すると、かつての私のように、習得するまでに時間が掛かるタイプの人たちは、すぐに習得できないと言うだけで、「仕事が出来ない」と言うレッテルを、不本意に貼られてしまうのです。これって勿体ないと思いませんか??

少しだけでも、教える方に時間を費やしてくれるだけで、教えてもらう方は本当に助かるし、有難いのです。その、ほんの少しの手間ですら惜しむ企業が、本当に増えてきたな、と、転職を重ねてきて、改めて実感しています。

今「人手不足」だと嘆いている企業の中に、この「仕事をきちんと教える」事の出来ない所が増えているのではないでしょうか。入社1〜2日で一通りの作業を説明しただけで、教えた気になって、いざそれが出来なかったり分からなかったりすると、「使えない」と判断する。せめて、分からないことを質問してちゃんと答えてくれるとまだいいのですが、それすらも拒否したりする。

職人のように、「見て覚えろ」なんて、ほぼ100%無理です。そんなエスパーのような才能の持ち主なんて、ほんの一握りだけです。

だから、世の中には「使えない」人材が溢れていくのです。本当は適材適所で、使える場所がある筈なのに、すぐに使えないというだけで、ポンコツ扱いを受ける。更に受けた方も、それですっかり自信を失い、途方に暮れる。これって勿体ないと思いませんか??

何でここまで、企業や職場に余裕がなくなってしまったのか。それは、人材を最低限にまで抑えているから。つまり、教える人材がいても、仕事がギリギリで回っているため、時間を割けないから、なのです。今の企業は、一部を除いて、過剰人員は置かなくなりましたよね。常にギリギリで回している。そして余裕がなくなっている。そんな中、人が入ってきても、ろくに仕事を教えて貰うことが出来ない。そのくせ、求めるものは大きいので、双方の溝は深まり、結局長続きしない。

私自身もこれまで、何度もそのような経験をしてきました。それでも、右も左も分からない新人ではないので、何とかコツを掴み、それなりに出来るようになった事もありますし、どうしようもなかった事もあります。特に、機械の操作の時は本当に駄目で、それは今でもトラウマになっています。当時の教育係に毎日のように罵倒されてましたもの。でも、出来ないものは出来ないんですよ。そればかりは仕方がない。

でも、トラウマだからと逃げてばかりはいられないのも、大人の社会人です。今の世の中は、簡単に自分の嫌なもの、向いていないものに簡単に回避する傾向がありますが、働く上で、どうしても苦手なものって存在します。そこと、いかに折り合っていくかなんですよね。

私の場合、機械と同じように苦手なのが電話応対です。今も苦手で、なるべくなら避けたい。でも、今の仕事で、電話応対も業務の1つなのです。特に、社員さんが製品の倉庫搬入の時は、ほぼ電話応対をしなくてはなりません。だからと言って、「私苦手だから無理です」とは言えない。苦手なりにも、対応しなくてはならない。幸い、そんなに多く掛かっては来ませんが、それでも未だに緊張するし、滑舌悪いので、うまく社名を言えないし、その度に自己嫌悪に陥ります。ただ、慣れてくると、電話が掛かってきても逃げなくなりました。

実は、入社3ヶ月頃までは、どうしても出なくでは行けない時以外は、電話が掛かってきても、避けていました。社員さんたちが取ってくれるだろう、というのもあるし、体が反応出来なかったのもあります。情けない話なんですけどね。あと、例えばうまく名前を聞き取れなくても、社員さんが責めたりしなかったもの大きかったです。今は、取れる体制にある時は、積極的に取れるようになりました。名前を聞き取れない時も、聞き返せるようにもなりましたし(男性の声が聞きづらい気がする)、相手先(取引先)の方も、こっちが萎縮するような対応をされた事は今の所ありません。

なので、テレアポを仕事にされている方って本当に凄いと思います。理不尽なクレームや、仕事に関係のない事を延々と語られても、毅然とした対応をしなくてはならないですよね??私には絶対無理です。

今、新入社員の方が電話応対に苦手意識のあると言われていますが、確かに家に固定電話がない環境で過ごしている人が多くなっていますし、どこから掛かってきたか分からないから、恐怖心を持ってしまうのは本当によく分かります。でも、きちんと教育さえ受ければ、それなりに出来るようになると思うのです。

まずは、先輩の電話応対を見て、基本的なやり取りを覚える。そして、取り次ぎ先や名前などを覚える。とにかくメモを取る。分からない時は失礼のないように聞き返す。クレームなどは、先輩に変わる、など、段々少しずつ分かってくると思うのです。そうなるためには、少し時間が掛かってもいいので、電話に対する苦手意識を払拭させるように教育した方がいいと思うのですが。それをすっ飛ばして、いきなり電話応対してね、と行った所で、たまたま相手が悪かったりしたら、それだけでトラウマになる事間違いなし、です。何事も最初が肝心。

話は変わりますが、職人さんはかつて、時間をかけて1人前に育てるというのが当たり前でした。そうでないと、一通りの技術が身につかないからです。それを経て、やっと1人前になれるのです。

しかし育てる方は、最近その手間さえも惜しむようになり、更に教わる方もそこまで時間を掛けたくないからと、じっくり教わる機会が少なくなったそうです。

これでは、真の職人はますます減るばかりです。日本の貴重な工芸品や、あと大工などの後継者が非常に減っているようですが、教える手間を掛けずに育った職人もどきばかりになって、本来工芸品や建物の持つ美しさや緻密さが感じられず、薄っぺらい作品ばかりになってしまうかもしれません。

家も、最近は簡単に建てられるみたいですね。ただ、それ故マメなメンテナンスが必要みたいで、使い捨てとまではいきませんが、建てっぱなしでも維持できる昔の家とは違い(古くなるけど基礎はしっかりしているし、素材も良いものを使っている)、何かと手を掛けないといけなくて、維持するのが大変みたいですね。家電もそうですが、長く使うよりも、使い捨てのようになっていますよね。要らなくなったらポイ。

会社もそうですよね。育成に力を入れず、要らなくなったらポイ。なので、正社員は増えず、非正規ばかりになってしまう。正社員も「定額使い放題」になっている。ある程度の給料は保証するけど(保証されない場合の名ばかりの場合もあり)、その代わり多少の無理は承知でいてねと馬車馬のように働かせる。更に仕事以外の要求も増えている。無駄な研修とかミーティング、昔に比べて増えていませんか?WEB会議ってそんなに必要??

働く人々の待遇が、年々悪くなっていて、そのくせ定年が延長されている。今も70歳までに引き延ばされそうになっている(なっている所もある)。それでも、未だに正社員で働けるのは60歳、と言う所がまだ多いです。契約延長されるのはまだいい方で(但しパートか嘱託)、中には契約しない所も少なくない。そして、そのような人たちが働ける場所が非常に少ない。あっても超安給料か超激務かどちらか(中にはどちらも)。

年金は当てにならないし、更に貯金もなかなか貯まらない。退職金があればまだ御の字で、最近はない企業も増えているようです。昔みたいに、年金や退職金で悠々自適と言うわけではいかなくなりました。

果たして10年後、この世はどうなっているのかしら?そして私自身はどんな形で働いているのかしら。今でも体中の痛みと闘いながら働いているのに、ね。悠々自適とは程遠そうです。介護とかしているのかな??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この条件は避けたい

この年齢になると、仕事探しは「このような会社(職種)で働きたい」と言うより、「このような会社(職種)なら働けそう、または入社出来そう」と言う、いわゆる消去法で探す事が増えてきます。

私も、昨年末から今年始めにかけて仕事探しをしてきた時、「やりたい仕事」よりも「やれそうな仕事」を選んでいた気がします。

その時、派遣も視野に入れて探してましたが、この年代になると、派遣でもなかなか決まらなくなります。よく、「派遣の面談(顔見せ)で落とされた」と言う話も聞きます。確かに思い当たる事があります。

良く「仕事を選ぶな」と言いますが、この年だから選びたい側面もあるのです。若い頃と違って、転職にエネルギーを使えなくなってきているので、いかに短期間で効率良く見つけることが出来るか、と言う事が大切になってきます。

そんな時、「こう言う条件は避けたい」と言うものがあると思うのです。それは、給料、距離、時間帯、休みなどの目に見えるものから、人と関わらない仕事、座って出来る仕事など、仕事環境まで様々です。

私が長年仕事探しを経験してきて、これは避けてきたと言う条件をいくつかピックアップしたいと思います。

①人と関わる仕事(電話応対も含む)

これまで働いてきた仕事は、ほぼ仕事上では人とあまり関わらない工場勤務が多いです。どの仕事も、何かしら人と関わるものですが、工場の業務は、ライン作業や共同作業を除くと、割とひとりで黙々と作業出来る事が多いです。そして、外部とのやり取りはほぼない。ピッキング作業だと、運送会社とのやり取りとか、社員の荷物が届いたと内線電話を掛ける程度で済みます。今の仕事は、電話応対がありますが、時間帯や取引先が大体限定されるのもあり、何とかやれています。

②シフト制の仕事

これまで運のいい事に、ほぼ土日祝日休みの会社で働くことが出来ています(但し、完全ではないけど)。平日休みでも別にいいのですが、その場合はシフトではなく、固定で休みたいのです(例えば毎週月火休みとか、4勤2休とか)。でも、平日休みは大体シフト制ですよね。シフト制を避けているのには理由がありまして、1つは生活リズムが乱れる事。常に一定のリズムで生活したいので、不安定なシフトでは落ち着かない気がして。今の仕事が、9時から18時の勤務なのですが、これまで8時半から17時または17時半の勤務が多くて、たった30分のズレたけど、生活リズムが落ち着くまで、3ヶ月程掛かりました。これ、意外と大切です。

もう1つは、独身なので、土日休みが取りづらいと言う事。シフトだと、どうしても子供を持つ人が優先されてしまう、と聞きます。そして、その穴埋めをするのは、独身と言う事が多いです。そうなると、土日になかなか休みが取りにくいのです。

最近よく聞くのが、シフト制の会社に応募してきて、面接の時には「土日勤務OKです」と言っておきながら、実際に働き始めると「土日は休みたい」と言う人たち。結構いるみたいなんですよ。入ったらゴリ押しできる、的な考えの人たちが増えているようで、求職側が困っているという話を良く聞きます。

そうなると、元からある社員に影響が及びます。特に、独身者がその分のシフトを埋めることが多くなるのは、あるあるなのではないでしょうか。

私はそうなるのが目に見えているので(独身でメンタル弱いので)、この手の職には応募しないようにしています。あと、休む時に、他の人にシフトを変えてもらうように頼むとかも駄目。シフト制の会社で働いている知人が、これを良く言っています。これも、頼む方と頼まれる方がほぼ決まってしまい、頼まれる方はやはり独身者が多いとか。

③主婦や子持ちママの多い職場

これも②に関連しますが、土日休みでも、これらの問題はあります。例えば残業だったり、休日出勤だったり。あと、休みたい日が彼女たちと被ると、大体はこちらが折れないといけなくなります。でもね、独身にだって自分だったり、家族の都合があるのです。何でも「子連れ様」だと、本当に理不尽だなと思うのです。これは、面接の会社見学時に見極めないといけません。人間関係もそうだけど、なかなか難しいですよね。

④上司が昭和気質

面接や面談の時、大概職場の上司に当たる人がいると思うのですが、たまに「昭和」を彷彿させる人がいるんですよね。これは、私が工場で仕事探しをしているからかもしれませんが、面接官が何と言うか昔気質の、豪快そうな方だと、腰が引けてしまいます。昨年末に派遣の仕事探しをしていた時、担当だったのがそんなタイプの方でした。そして、会社見学した時に、何と言うか、体育会系の空気を感じまして。「うわ~絶対無理」とお断りしました。ちょっとした事でも大げさに受け取られたり、矛盾ありまくりでしたね。割とこの手の面接官に遭遇するので、穏やかに仕事をしたい方は要注意です。あと、これは面接で見極めるのは非常に難しいですが、お局様的な人もこの手の方々がいます。ただし、お局様は相性の良し悪しかあるので、一概には言えないけどね(何故かお局様タイプには好かれやすい気質←末っ子だから?)。

⑤社保完備

これまであらゆる雇用形態で働いていましたが、絶対にチェックしていたのが、この項目。普通に正社員で働いていたら当たり前に加入されているものですが(残念ながらそうでない所もあるようですが…)、非正規だとこれが当たり前ではありません。特に派遣だと、長期雇用でも健康保険や厚生年金が未加入、と言うことが少なくありません。これって派遣会社によって違うようで、加入出来ない、若しくは入社数ヶ月から加入、と言うことがあるので要注意です。国民年金国保だと、自分で支払わなくてはならない金額がかなり増えるので、フルタイムで長期雇用の場合は、しっかり健康保険や厚生年金を加入しているかをチェックしたほうがいいです。

まぁ、そんな感じでしょうか。細かいことを言えばキリがないですが、最低限譲れない条件以外で妥協できれば、そこそこ応募できる仕事が見つかるのではないでしょうか。但し、アラフィフだと長期戦は覚悟しないといけないかも。それでもめげずに、職探しに励みましょう。

私は今のところ仕事探しの予定はありませんが、次に仕事を見つける時には、それらをクリアできる所を見つけたいです。

 

 

 

 

退職代行

私はこれまで、何度も退職した経験がありますが、さすがに退職代行を利用した経験はありません。

退職代行と言うと、自分から退職を言い出せずに利用するパターンもあると思われますが、一番多いのは、会社から退職させてもらえずに、やむを得ず利用するパターンではないでしょうか。

ブログ等見ていると、結構退職を認めてもらえない会社があるようです。つまりブラック、ですよね。

今、ブログを読んでいて、個人的に気になっている方がいて、その方がやっと退職代行を使う決心がついたらしいのです。

ほぼ休み無しで働いて、体調を崩して入院。本調子ではないのに、退院した翌日から出勤して、また休み無しで働いている様子。

上司はそんな彼女を見て見ぬふりで、助けてくれないどころか、暴言の連続で彼女を追い詰める。退院した後は、気遣いどころか逆に激務を促す。同僚からも無視されて、肩身の狭い思いをしながらも、それでも頑張っている(半ば意地のような部分も無きにしもあらず、ですが)。

この方のブログを読んでいて、さすがに体調が心配になってきて、「とっとと仕事を辞めればいいのに」と老婆心ながら思っていたのですか、どうやら退職願を受け入れてもらえないらしい。

それどころか、上司はますます彼女に対して嫌がらせをエスカレートさせているようです。もう、パワハラを超えた行為を行っている模様。どうしてこんな人が、上司としてのさばっているのか、本当に理解に苦しみます。

それで、最終手段として、退職代行を依頼したそうです。まだ詳細はよく分からないのですが、この方の場合は、退職代行を依頼して正解だと思います。そうでないと、いつか命に関わる事態になってもおかしくありません。体調が万全でない中、休み無しで働かせるって異常です。しかも助けなくてはいけない立場の上司が、彼女を確実に追い詰めていて、しかも退職を認めてくれない。こんな事って本当にあるんだな、と思いました。

私も何度か、働いていて追い詰められた事はありますが、ここまで酷い目には遭ったことがありません。どこも退職を認めてくれましたし、そう言う意味では、過去に働いていた全ての会社に感謝したいです(単に必要な人材ではなかったのかもしれないのですが)。

こんな上司のもとで働くなんて、不幸以外の何者でもありませんが、こんなブラック企業が少なくないようです。社員を人と思わず、虫けらや奴隷のように扱う。人間としてどうよ、と思うのですが。こういう輩が結構いるみたいなんです。

よくいるのが、やたらと「根性論」を振りかざす人々。これは昭和世代の中高年男性に多いのですが、頭が昭和のままで、自分たちの頃は気合で乗り切った、だの武勇伝を語り、今の若いもんは根性がない、と決めつける。多分、今の政治家の多くはこのタイプだと思われます(高齢者多いもんねー)。

でも、時代は平成を超えて令和。そんな根性論、今の人達に通用するわけがない。なので、反発する。

反発出来ればまだいい方なのかもしれません。中には誰にも言えず、「私は(僕は)ダメなやつなんだ」と悩んで鬱になる人も。そして、こういう人々が多分、退職代行を利用するのではないのでしょうか。

これを「根性なし」と片付けるのは、難しいです。本当に根性なしもいるかもしれないけど、本当にどうしようもなくなって、頼らざるを得ない人々も大勢いるはずなのです。件の彼女のように。

誰だって、お金をかけてまで退職を頼みたくない。出来れば自分の口から告げたい。でも、そうすると上司や同僚から嫌がらせをされたり妬まれたりする。その恐怖のほうが大きくて、言い出せないのではないのでしょうか。

私も退職を告げる時は、いつも緊張します。やはり、周りの目が気になるし、上司の反応も怖い。でも、勇気を出して告げれば、ちゃんと理解してもらえました。と言うか、普通の上司であれば、理解してくれます。これって当たり前だと思っていたけど、世の中そうではないのだな、と最近のブログ等を読んでいて思うようになりました。

今は転職は当たり前。寧ろ、1つの会社で定年まで働くことの方が珍しくなってきました。辞めるパターンは色々だし、非正規社員が多くなった今、転職のハードルは下がって来ていると思います。とは言え、まだまだ転職へのハードルは高いですけどね。あと、転職も多大なエネルギーを必要とします。

その一方、したくても出来ず、自分だけの力ではどうしようもなく、転職代行を利用する人々もいるのですからね。転職代行は、ピンキリらしく、選ぶのも悩むそう。予算は大体5万前後らしいです。これが安いか高いかは分かりません。それでも、本当に追い詰められていたりすると、5万で解決するのなら、と踏み切るのかもしれません。私も多分、そんな立場になったら、そうしちゃうかも、と思ってしまいました。

件のブログの方は、今日最後の勤務日だったようです。このまま無事に退職出来る事を願っています。そして、ちゃんと休養して、1日も早く、平穏な日々が戻って来ますように。お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

半年

もうすぐ、今の会社で働き始めて半年が経ちます。何かあっという間でした。毎日が、やたらと慌ただしかったり、暇すぎたり、かなり仕事量が極端で、それが疲れたりストレスになる事がありますが、人間関係は悪くなく、ひとりで居られる事も多いので、まぁ何とかやっているかな、と言った感じです。

普段、同世代のおひとりさまブログを拝見していますが、皆さん、なかなかハードな会社や職場で働いていらっしゃるな、と。中には血を吐きながら働いておられる方も(マジです)。そう言うのを見ていると、私はひょっとしたら恵まれているのか??と思います。

まぁ、ストレスはまったくないわけではないけど、血を吐くほど、とまでは言わなくても、体に障る程ではない。普通、アラフィフともなると、結構当たりがキツかったりとかあるみたいけど、その辺りはないですね。逆に気を遣われている感じです(申し訳ない)。

体は結構キツくて、肩やら腰、最近は肘や膝の痛みまであります。でも、倉庫の仕事あるあるですし、そこはマッサージやお風呂、ストレッチなどでうまく誤魔化しながらやっています。

苦労したパソコン業務は、今では慣れました。たまにトラブルが発生するとパニクりますが、それ以外は何とか出来るように。良かったです。電話も、大分対応出来るようになりました。暇な時なんか、電話掛かってきてもいいのにな、と思うけど、そんな時に限って、ほとんど鳴りません。そして、なる時は集中して掛かります。しかも忙しい時に限って。取引先以外に、営業の電話が結構多いですね。トラックレンタルや、派遣会社からとか。

仕事にはそんなに不満はありません。もう少し忙しかったらなー、とかはあるけど、まぁ時給には見合っているかな、と。今の1番の不満は、ブログでも何度も書いているけど、トイレなどの環境面。トイレも、半年間でやれる事は大分改善してきました。でも、出来る事や時間には限度があるし、暑くなると湿気が籠もり、臭いが増して来ているような。虫は、キンチョールが効いたのか、あれ以来出なくなったので良かったです。コバエの大群を見た時は、本当に泣きそうになったもの。

あと、倉庫自体もホコリだらけ。週末に少し時間が空いたので、モップ掛けしたんですが、ものすごい量のホコリが出たんですよ。ゴミも油断したら一杯になっているし、分別もなっていないし、本当虫が湧きそう🪰私はそこまで、ホコリとか虫に神経質ではない方ですが、それでもちょっと何とかならないのか、と思うので、潔癖症だったり、キレイ好きな方には無理な環境かも。そう言えば、前の会社も埃っぽかったもの(倉庫あるある??)。

まぁ掃除も、こまめにやった方がいいのかもしれません。ゴミ出しはマメにしてます。1度、あまりの重さに腰が抜けそうになったので、それ以来ある程度溜まったら捨てるようにしています。

こう書いていると、倉庫作業員(メイン)兼事務員(サブ)兼掃除のオバちゃん(必要に駆られて仕方なく)、みたいな感じですよね。まぁ、掃除に関しては自主的にやっている感じなので、割り切るしかない。建物自体が古いので、仕方がないですね。

ここで果たして、何年働くのだろうか?でも、ここで働けなくなったとしたら、この先働いていける仕事ってあるのかしら??ピッキングも、多分50代までかな、と言う気がするし。60過ぎたら、それこそ掃除のオバちゃんか、介護関係、食品会社(知人が働いているけど、私くらいの年齢でも若いらしい。いつでもウェルカムと言っている)位か。3つとも、オバちゃんたちの巣窟そうだな。仕事よりも人間関係に躓きそう。

個人的には60過ぎたら、緩くパートで働きたいと思っていますが(社保の入れるギリギリの時間で)、上記3つの仕事はなるべく避けたいので、そうなると何が出来るだろう??

まぁ、色々とありますが、しばらくはここで踏ん張るつもりです。やっと有休も貰えそうだし、うまく使っていきたいです。休みはそれなりにあるので助かっていますが、週5日8時間勤務がだんだんキツくなってきました。もう週6フルでは無理だわ。

それでも、生活のためには、あと10年程、65歳くらいまでは働かないといけないだろうな。その頃になると、どうなっているんだろう?体、ちゃんと動いているかしら??頭、ちゃんと使えるかしら???